日誌

震災プロジェクト報告会がありました。

去る9月19日()、高等部生徒2名が令和4年度むつ市4校合同震災から学ぶプロジェクト報告会に参加しました。

8月9日、10日に被災地に出向いて学んできた震災と復興のことについて、参加校から報告がありました。

田名部高校からは、大川小学校視察で被災者である語り部の方の「災間を生きる」という講義について。大湊高校からは、避難所運営についての講義内容と実演、また防災教育に取り組んでいる宮城県立涌谷高校との交流についての報告がありました。むつ工業高校からは防災食について学んだことの報告、本校は研修全体についての感想を発表しました。

高等部2年の平島くんは、語り部であり、犠牲になった大川小学校児童の保護者、さらに当時教員であった佐藤さんのお話を中心に感想を発表しました。今回が二度目の参加となる平島くんは、犠牲となったたくさんの児童の無念さや普段の避難行動の準備の大切さ、当たり前の日常が幸せであるということの気付きなど、二回分の感想を発表してくれました。

高等部1年の杉本さんは、初めての参加でしたが、実際に語り部の方のお話を聞いた時の感情を込めて発表してくれました。「大川小の悲劇」と「釜石の奇跡」を対比させ、これからの災害に対する心構えや避難について考えるきっかけになったと感想を話してくれました。